女子校出身という性

こんにちは。

 

「女子校出身者は甘えるのが下手。」

の一言にYOSHIKIばりのヘッドバンギングをキメた左近です。次の誕生日にはコルセットを贈られると喜びます。

 

そうです、左近、ド・ド・ド・甘え下手。 

 

よく「女子校あるある」などと銘打って

男子がいないから文化祭準備の大掛かりな作業も自分たちでやりきっちゃう!

とか

大学入学以降、男性にドアを開けてもらうなどのエスコートをされると戸惑う!

とか

ほざいてるコラムがあったりしますが、精神論大好き左近が言いたいのはそうした類のことではありません。

他人に干渉せず自分のスタイルを確立したサバサバ女子(≠サバサバ系女子)たちが必要に迫られた時だけ結束して動く女子校においてはほとんどが一匹狼タイプ。結束するにしてもみんなでひとつになるというよりは数珠つなぎのイメージ。自分のことは黙って自分でやりきるというのが暗黙の了解になっています(少なくとも左近の出身高校、特に部活ではそれが顕著でした)。

それが普通になってしまった女子校出身者は、何か壁にぶち当たった時、ギャーギャー喚く前にグッと一歩踏みとどまってしまうわけ。

まだ騒ぐ時ではない→騒ぐ前に手を尽くせ→それでもダメなら時間に解決してもらおう→自己完結→完。

……ちょっと綺麗事すぎたので、よりリアルな精神疾患ver.でお送りします。

彼氏からの返信が遅い→「かまって」と言う前にあらゆる可能性を考えよ→寝てるのか→いやお風呂入ってるのか→いやご飯かもしれない→いややることやってる(意味深ではない)のかも→いや誰かと電話か?→いや誰かとLINEか?→いんやtwitterの別垢でかまってキャスか?→どれも確信が持てないから口にするのはやめておこう→ていうかどれにしても自分が干渉できることではない→所詮他人である→無心→完。

お分かりいただけただろうか。

対人であることからして、自己確立とはかけはなれたただの依存では、ということを口にした者がいるとしたら私はガムテープとロープを持ってお迎えにあがりたい。

まあそれはさておき、女子校出身者は他人に干渉しないことに慣れすぎるが故にSOSを出す前に無心に至るわけです。そんな気質を持ち合わせているので、口にも顔にも出していない自分の中だけの不安を一発で言い当てられたりなんかした日にはイチコロです。男性のみなさん、ご査収ください。

余談ですが、こういう系女子はback numberの「僕の名前を」とか聴くと泡吹いて倒れると思います。

それから、私立∪中高一貫の女子校出身者のてめーら、てめーらはまた別の生き物だ。共感は厳禁である。「女子校カテゴライズ論」についてはまた後日。

 それでは。